定年後 50歳からの生き方、終わり方
楠木 新 著
60歳で会社を定年退職してから、気力、体力ともに充実している75歳までの「黄金の15年間」をどう過ごすか。定年後を豊かに生きるためのヒントをまとめている。
仕事一辺倒だった会社人間が、いざ定年退職するとやることがなく家族にうっとうしがられるといったことが多いという。そうならないために、50歳ごろから退職後の生活設計を考えることを著者は提唱する。家庭や地域で人間関係を再構築する方法、趣味を仕事に変えるためのリサーチ方法、無理なく起業する方法などなど。
定年後に、美容師、大学教授、蕎麦打ち職人、農家、飲食店の経営者、翻訳家などに転身した人たちの生の声も多数収載されている。
秘伝・日本史解読術
荒山 徹 著
個々の時代や人物のファンは多いものの、日本史理解となるとつまずきやすい。基礎トレーニングを欠いたまま、「さあ泳げ」と要求されているようなものだからだ。
まず、時より場所や人物を一段軽んじない。地理と歴史は不可分な関係にあることを忘れてはいけない。また歴史は物語そのもの、主役ばかりでなく脇役なしでは流れがわからない。さらに押さえるべきポイントは、基本的に日本は律令国家、「ジャポニズム仏教」国家だったことだ。加えて中国史、朝鮮史など外国と比較する視点も重要になる。
日本史を縄文時代から幕末まで通史として、作家ならではの視点で傑作、名作歴史小説の読みどころを開陳しながら、一気に読み解いていく。
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