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ネオナチまで引き込んだ?自業自得の収拾不能 トランプ政権スティーブン・バノン首席戦略官

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フーリガンがどんな乱暴狼藉(ろうぜき)を働こうが、サッカーチームの監督に責任はない。だが、キャプテンがあおり立てたとしたら、どうだろう。

米国の「オルタナ右翼」。まだ日本では耳慣れないが、「従来の右翼に代わる新しい選択肢(オルタナティブ)」という意味らしい。

38歳の中心人物、リチャード・スペンサー氏は、中退したものの名門デューク大学の博士課程に進んだ秀才。唱えるのは“平和的な”“民族浄化”だ。「マーチン・ルーサー・キングの人生は欺瞞と堕落だらけ。白人を追い落とし、西洋文明を破壊した張本人だ。(この反白人勢力に)勝利せねばならない」。

スペンサー氏によれば、「トランプは米国の目覚め」である。オルタナ右翼は当初、保守主流派からははなも引っ掛けられなかったが、執拗なトローリング(ネット上の荒らし)を仕掛け、選挙運動と不気味にシンクロしていく。

決定的なのは、彼らを高く評価したのが保守系ニュースサイト「ブライトバートニュース」だったこと。「古めかしいスキンヘッドから彼らを分かつものはいくらもある。際立つのは知性だ。彼らは危険なほど聡明だ」。

「ブライトバート」を率いていたのは、その後、トランプ候補の選挙本部長となり、今回、首席戦略官兼上級顧問として政権入りを果たしたスティーブン・バノン氏。まさにキャプテンである。

ファンド人脈の満艦飾

そのキャプテン、今は困り果てているのではないか。さんざん持ち上げたオルタナ右翼が本性を現したからだ。

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