有料会員登録
ビジネス

シティホテルに初進出 星野リゾートの賭け レジャー

2分で読める 有料会員限定
温泉街に来た観光客がビジネスホテルを利用することに衝撃を受けた星野社長(写真は2014年10月の説明会)(撮影:梅谷秀司)

全国でリゾートホテルや温泉旅館を展開する星野リゾートグループが、初めてシティホテルに進出する。7月27日、四つの「ANAクラウンプラザホテル」(金沢、富山、広島、福岡)を、米金融大手モルガン・スタンレー子会社の投資ファンドから取得すると発表した。

投資額は400億円弱に上り、大半は借入金で調達する。これまでも国内外のホテルに積極的に投資してきた星野だが、今回は過去最大の額となる見込みだ。

星野が現在運営している、高級ホテル「星のや」や高級旅館「界」は、非日常的で上質感のある空間作りを重視してきた。だが、ANAクラウンプラザホテルは、利便性の高いシティホテルに分類される。都市部で市街地へのアクセスがよく、宴会場などを備え、ビジネスにも使える使い勝手のいいホテルだ。

新たな事業に踏み出す理由を、星野佳路(よしはる)社長は「都市型ホテルに来る観光客を外せなくなった」と説明する。観光庁の調査では日本で利用される客室数のうち、実に74%(ビジネスホテル56%、シティホテル18%)を都市型ホテルが占めており、旅館は15%、リゾートホテルは10%にすぎない。星野社長は「地方都市のビジネスホテルでは宿泊者の半分強が観光客。立地や価格を重視し、その日やその季節に合った地方の魅力を効率的に知りたい、と思っている」と見通している。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数