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製造業指数は持ち直すか 世界的な景況感の減速

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  • 門田 真一郎 バークレイズ銀行東京支店 為替ストラテジスト

3月半ば以降、FRB(米国連邦準備制度理事会)の利上げ観測の後退に伴い、ドルが(円以外の通貨に対して)大きく下落してきた。要因としては悪天候等による米国の1~3月期の景気減速が指摘されるが、グローバルな景況感の低迷も大きかったとみられる。

FRBは今年1月以降、声明文で政策目標達成に向けた進展の評価材料に「国際情勢」も挙げており、海外経済情勢の悪化が米国経済の下方リスクになると指摘してきた。

実際、足元で世界的に景気減速の兆しが目立ってきている。世界の鉱工業生産の伸び率は、2014年初めの前年比プラス3.9%から15年2月には同プラス2.3%まで減速し、13年7月以来の低い伸びとなった。さらに、グローバル製造業景況感指数は今年3~4月に一段と落ち込んでいる(図表1)。

[図表1]
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米国のみならず、英国や日本などの先進国のほか、中国やブラジルといった新興国の景況感も悪化している。FRBが年内に利上げに踏み切れるかどうかを判断するうえでは、世界経済の動向を注視したい。

製造業景況感の低迷の一方、グローバルサービス業景況感指数は底堅く推移している(図表1)。11年半ば以降、ほぼ一貫して製造業景況感指数を上回っており、14年後半以降は両者の乖離が特に広がっている。

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