東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #就職四季報プラスワン

クローズドな世界に「バブル化する」就活戦線

6分で読める

INDEX

優秀な少人数の学生のみに限定したセミナーやコミュニティーが増えている (写真:foly/PIXTA)

就活が「バブル化」している――。

といっても、景気が良かった時代の「バブル」ではない。オリンピックなどのスポーツ競技で行われた、選手と一般の人との接触を遮断する「バブル方式」「レースバブル」のように小さなグループに分かれる状況を指す。

この傾向は、新型コロナウイルスの流行とともに広がり、そして新たな課題を生み出している。

一斉登録が当たり前だった「コロナ前」の就活

そもそも、就活は従来、どういうものだっただろうか。ネットが一般化する前は、大学へ届く紙の求人票を見て、企業へ応募するのが一般的だった。企業は狙った大学の学生だけを雇用することが可能であった。また、学生は履歴書を手書きで記入しながら、好景気の時期も不景気の時期も乗り越えていた。

就職四季報の姉妹サービス「シキホー!Mine」はこちら

一気に変わったのはインターネットが普及してからだ。1996年に「RECRUIT BOOK on the Net」として現在のリクナビがサービスを開始し、2000年代にはオンラインでの企業応募が一般化していった。

それからは、大量エントリーの時代が始まる。オンラインであれば、コピー&ペーストで同じ文章を何社にも提出できる。また、求人票では目にすることができなかった、知りようがなかった企業情報にも公平にアクセスできる。そうして数十社、中には100社以上エントリーする「椅子取りゲーム型」の就活が一般化した。

次ページが続きます:
【有名企業へ人気が集中】

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象