養老孟司「医者が患者の顔を見ない」訳と教育 人をデータとしてしか見ない時代が来る?
オンライン会議における場の空気、不要不急の線引きの議論、教育格差の是正……。新たな生活スタイルが求められる中で、人々は日々、さまざまな「違和感」を感じている。その理由は何なのか。440万部を超えるベストセラー『バカの壁』の著者として知られ、長年にわたる解剖学研究を通して「人間」を見つめ続けてきた解剖学者の養老孟司氏に話を聞いた。(全2回/第2回はこちら)
養老孟司(ようろう・たけし)
解剖学者、東京大学名誉教授
1937年神奈川県鎌倉市生まれ。62年に東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年に東京大学医学部教授を退官後は、北里大学教授や大正大学客員教授を歴任。大の虫好きとしても知られており、最近のお気に入りは「ゾウムシ」。サントリー学芸賞を受賞した『からだの見方』(ちくま文庫)や440万部を超えるベストセラーとなった『バカの壁』(新潮新書)など著書多数
解剖学者、東京大学名誉教授
1937年神奈川県鎌倉市生まれ。62年に東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年に東京大学医学部教授を退官後は、北里大学教授や大正大学客員教授を歴任。大の虫好きとしても知られており、最近のお気に入りは「ゾウムシ」。サントリー学芸賞を受賞した『からだの見方』(ちくま文庫)や440万部を超えるベストセラーとなった『バカの壁』(新潮新書)など著書多数
【chapter.01のタイムテーブル】
00:27~ 新型コロナ感染拡大の実感がない人が多い理由
01:40~ 場の空気がわかりづらいオンライン会議
02:16~ コミュニケーションの重要性を主張する人ほど人のことがわかっていない
02:43~ オンライン授業は、視覚と聴覚に著しく頼っている?
08:48~ 政治家が「不要不急」と言うのはうっかり?
chapter.01の全編を動画で見る
【chapter.02のタイムテーブル】
00:04~ なぜ、奄美大島で「デジタル社会もクソもない」と感じたのか?
01:36~ ICT化の議論「教育で問題になっている部分」が抜け落ちている
03:32~ 大人側に「余白」がなくなっている?
04:26~ 問題は「自分が満足しているかどうか」
chapter.02の全編を動画で見る
企画・構成:山川淳平
撮影:今井康一 佐々木仁
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