「イライラ分析」で見えてくる、あなたの真の才能 苛立ちと感謝の傾向を見ることの重要性
同僚がすばらしいアイデアをまくし立てているとき、「それをどういうふうに実現させるの?」「この意見に反対しそうな、あの部署のリーダーをどうやって説得するの?」と質問する人がいます。このような声がけは煙たがられる場合もありますが、プロジェクトが無事に完遂したとき「あなたがあのとき、これから起こりうるリスクについて予見してくれたおかげで助かった!」と心から感謝されるでしょう。この人には「リスクや危機を明確にする才能のタネ」や「ものごとを慎重に進める才能のタネ」があります。
次の「感謝が生じた出来事」にまつわる質問を通じて、あなたの才能のタネを掘り起こしてみてください。
才能のタネを見つける方法<感謝の分析>
あなたが、「ありがたい」「助かった!」という感情を抱いたとき、あなたのできないことを誰かが代わりにやってくれたのかもしれません。そこから、あなたの弱みが見えてくることがあります。
人から頼られたとき、感謝されたとき。あるいは人を頼ったとき、感謝したとき。その事象の裏側にどんな才能のタネが隠されているのか、ぜひ考えてみてください。
メモを残し、共通項を探っていくと、あなたの強みや弱みが見えてきます。
3回以上、同じことで感謝されていたら、それは立派な才能のタネです。あなたは、その才能ですばらしい価値提供がすでにできています。今度は、その才能のタネを自覚的に発揮して、さらに“強み”として育て上げていきましょう。
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