「一生許されない人」「OKな人」謝り方、6つの差 挽回できる「完璧な謝り方」知ってますか?

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トラブルや失敗したとき、最小限で食い止められる「正しい謝罪の技術と話し方」を解説していきます(写真:JIRI/PIXTA) 
日本を代表する一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。
たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれ、好評を博している。
その岡本氏が、全メソッドを初公開した『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』は、発売たちまち7万部を突破するベストセラーになっている。
コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「許される人と許されない人の壁」について解説する。

不祥事でも「許される人と許されない人」に分かれる

芸能人スキャンダルネタが後を絶ちません。

『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

そうした人々を完膚なきまでにたたきのめそうとするメディアや一部の人たちの姿に、人間の強烈な妬み意識や制裁感情の恐ろしささえ覚えますが、古今東西、有名人の不祥事はお茶の間の格好の「娯楽」「ネタ」として、注目を集めてきました。

「スキャンダル」が関心を集めるのは、「自分が果たせない掟破りの行動を疑似体験する」「制裁欲求を満たす」「許しを請われることによる満足感を得る」、そして、何より「退屈をしのげる」「自分自身が抱えている問題から目をそらせる」といった効果があるからだそうです。

長年、企業トップのコミュニケーションコーチングやPRのコンサルティングに関わってきた筆者も、「危機管理広報」のお手伝いなどをする中で、企業の不祥事対応のサポートをしてきました。

「たたかれるには共通の理由がある」わけですが、企業や人への風当たりの強さは個々のケースによって違いがあります

ここでは、まずは不祥事で「許される人、許されない人」を分ける「6つの壁」を解説したうえで「正しい謝り方」の「6つのスキル」を紹介します。

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