一般的には1カ月を30日として土日は休むという前提なら1カ月に22日利用することになる。1回の運賃を200円とすると、22日分の往復普通運賃は8800円。30日分の往復普通運賃は1万2000円なので、割引率が26.6%以上なら定期券を買うほうが安いということになる。
その意味では、札幌市営地下鉄の割引率30%は、定期券を買うほうがお得という点でぎりぎりに近い水準ということができる。
年末年始やゴールデンウィークなど通勤日数が少ない時期は、人によっては定期券を購入せず回数券のほうが割安というケースも生じる。通勤定期が会社から支給されるサラリーマンと違い、アルバイトなど自分で定期券を購入する人の中には、その月の勤務日数が何日あるかによって定期券と回数券を使い分けている人もいるようだ。多くの上場鉄道会社は月次営業概況などで輸送人員に占める定期券客の比率を発表しているが、「休日数の違いによって、定期券客の比率が上下することもある」と、ある鉄道会社の担当者は話す。
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