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「プチ個性」を出したい若者たちの"一盛り"事情 「食べものオン食べもの」に「豆乳アイス」・・・

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  • 原田 曜平 芝浦工業大学デザイン工学部UXコース教授

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写真を投稿する際に、若者の間で広がっている「プチDIY」を紹介(写真:SAMURAI/PIXTA)

この10年くらいの間、日本ではいわゆるDIY(Do It Yourself)的な行動がブームになっています。日曜大工に凝り、自宅のリノベーションに取り組む夫婦、家庭菜園に力を注ぐ主婦、休日農業に凝るビジネスパーソンなどなど。これらは基本的に多くのお金も労力も時間も要し、ある程度、本気の姿勢が求められます。

しかし、それらとは一線を画し、肩肘張らず、気楽にちょっとしたDIYを楽しむようになっているのが今の若者たちです。

彼らのこうした行為を「プチDIY」と言ってもいいかもしれません。今回は現役の大学生たちが、この若者たちの間で広がる「プチDIY」現象について解説してくれます。

ほんの“ひと手間”がポイント

インスタ映えという言葉が流行して数年経つが、若者が投稿する写真に変化が見られる。従来は既製品で写真映えを狙うものが多かったが、それに自分の手を少しだけ加えて、個性やセンスを出したい若者が増えているのだ。

今回リポートしてくれる大学生たち。写真左から、山切萌香(明治大学4年)、千葉愛子(日本女子大学3年)、小川莉歩(中央大学3年)

ただ手を加えるだけではない。時間のかからない“ひと手間”というのがポイントだ。写真を撮る角度や加工、インスタ用の文章を考える……多くの人に見てもらうために、やらなくてはならないことがたくさんある。さらにやれるとして現実問題、「ひと手間」くらいだ。

ただ、伝わらないひと手間では意味がない。“実は簡単だけど、凝っている”を実現するために、若者たちは何をしているのか? 複数の事例から紹介したい。

① 豆乳アイス
(写真提供:Sさん)

埼玉県内の専門学校に通うSさん。食べることが大好きで明るい性格だが、やはりカロリーなどは気にするという。

そんなSさんはYouTuberの河西美希さんの動画を見て“豆乳アイス”の存在を知った。“豆乳アイス”とはキッコーマンの豆乳飲料を冷凍庫に入れるだけで、簡単に作ることができる低カロリーアイスだ。

「低カロリーでおいしく、豆乳を冷凍庫に入れるだけでできるという手軽さに惹かれて作ってみたいと思った」とSさん。早速、Sさんは動画を見ながら、そのまま冷凍庫に豆乳飲料を入れて作ってみた。「とっても簡単で低カロリーなのに量も多く満足しました!」とSさんは言う。

手軽なひと手間を加えることで、いつもの飲み物が、ひと味違ったアイスへと変身。ほどよいインパクトが受けたのか、インスタに投稿すると、普段の投稿の2倍ほどのいいね!がついたという。

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【手軽さとオリジナリティーを出すこと】

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