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株価は2019年半ばにかけて大きく下落する 日経平均は当初予想より早く天井をつけた?

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  • 馬渕 治好 ブーケ・ド・フルーレット代表、米国CFA協会認定証券アナリスト

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先週の株価下落はやや行き過ぎだった。アメリカ経済はなお強い。だが筆者は2019年半ばにかけて世界的な株価下落が来ると予想する(写真:AFP/アフロ)

天井は「当初のシナリオ」より「やや早く」「低く」なった?

結論から当面の相場予測を短く言おう。前回10月1日(月)付のコラム『「日経平均は11月以降下落する」と考える理由~上昇は終盤戦、そろそろ「警戒」が必要だ』で解説したシナリオから、大枠の見解は変えていない。しかし先週の世界的な株安を受けて若干の修正が必要かもしれない。

同コラムではメインシナリオとして「目先いったん国内株価は上昇しようが、来年半ばには日経平均は2万円前後に下落する」と予想した。10日に株価が世界的に大きく下振れしたこともあり、当面はさらに不安定な相場付きが続く恐れはある。だが、そこからいったん11月にかけて株価が持ち直しそうだ。それでも、やはり「来年央にかけて、日本株は大きく下がる」と引き続き予想している。

前回のコラムでは「日経平均の高値は11月に2万5000円辺り」と考えていた。しかし、先週の株安を受け、これから株価が持ち直すとしても、11月までの限られた時間のなかで日経平均が2万5000円まで戻ることは現実問題として難しいと考えざるを得ない。また、先週までのアメリカ株の下落は、後で述べるように短期的に行き過ぎではあるが、一方で「11月以降本格化する」と見込んでいた株価の下落基調が、「前哨戦」として一部前倒しで現れた部分もあると推察する。

したがって、前回コラムでは、日経平均について、「11月2万5000円高値→2019年央2万円前後」という見通しだったが、「10月11日ザラ場2万4448円ですでに年内高値形成済み→11月までの戻りはあるが10月高値抜けず→2019年央2万円前後」という展開に、若干修正すべきだと考えている。

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【足元のアメリカ発の市場波乱をどう考えるべきか?】

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