週刊東洋経済 最新号を読む(5/16号)
東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資

イングランド「PK戦勝利」は心理学者が支えた 「PK戦で負ける」ジンクスをついに払拭

5分で読める

INDEX

PK戦でコロンビア代表を下したイングランド代表(写真:ロイター)

[モスクワ(ロイター)]- イングランドは、7月3日に行われたワールドカップ決勝リーグの最終試合において、コロンビアにアディショナルタイム93分の時点で同点に追いつかれ、1対1で引き分けたのち、ついに30年苦しめられた「PK戦で負ける」ジンクスを克服した。PK戦を制し、4対3で勝利を収めたのだ。

「PK戦で負ける」というイングランドのジンクス

かつてイングランドはPK戦で苦汁を舐めた。1990年に西ドイツに準決勝で敗れた苦い思い出に始まり、イングランドはこれまでワールドカップにおける3度のPK戦ですべて敗北している。UEFA欧州選手権でも4度のうち、3度敗北している。ミッドフィールダーのジョーダン・ヘンダーソンのシュートがダビド・オスピナに阻まれると、またしても悪夢の再来かと思われた。

だがコロンビアのマテウス・ウリベのシュートはクロスバーに当たり、イングランドのキーパー、ジョーダン・ピックフォードは、カルロス・バッカのシュートを防いだ。結局エリック・ダイアーが決定点となるペナルティ・キックを成功させ、準々決勝へと進むこととなり、コロンビアが2大会連続でベスト8に残ることを阻んだ。

2006年以来となるイングランドの見事な勝利はギャレス・サウスゲート監督にとっては、特に甘美なものとなった。サウスゲート監督がPKに失敗したことが1996年の準決勝の敗因となったからである。そして決勝進出をより確実なものとするため、グループGにおいてベルギーに0−1で敗れた試合に、二線級の選手たちを出場させた決断も、正しかったことが証明された。

次ページが続きます:
【心理学者まで同行】

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象