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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

塾なしでも伸びる子には「独特の型」がある 意外と知らない「基本形」の押さえ方

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家

INDEX

自分に合った勉強方法にカスタマイズすることが重要です(写真:cba / PIXTA)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

【質問】
中3の男の子がいる母親です。子どもは、塾には行っていません。自分で勉強すると言うので、本人の意思に任せています。しかし、本人はやる気はあるのですが、勉強方法についてはあまりよくわかっていないようで、行き詰まっているようなのです。私は子どもの頃は勉強ができるほうではなかったので、どう教えていいかわからず、書店で売っている勉強方法の本を買ってきて、やらせてみるのですが、それでは成果がでないようです。どのようにアドバイスをしたらいいものでしょうか。
(仮名:栗田さん)

点数につながるための方法論

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【石田先生の回答】

勉強方法についてのご相談ですね。本来、このようなご質問のときは、まず勉強をやることの本質的意味について触れるのですが、今回はあくまでも点数につながる勉強方法についてという点に限定してお話をします。本来、点数のためだけに勉強はあるわけではないのですが、その点は過去記事(勉強する意味の記事「『勉強する意味は?』と問う子に刺さる言葉」)をご参照いただくとして、点数につなげるための方法論についてお話をしていきます。

何事にも効率的なやり方や方法というものがあります。それは先人たちが試行錯誤のうえに切り開き、確立した方法といってもいいでしょう。それを知ると遠回りしにくくなり、ショートカットで進んでいくことができます。

しかし、自分に完全にフィットした方法が明確に書いてある書物などに出合う確率は相当低いことでしょう。ちまたにあふれている勉強法のたぐいも、それを書いた人が成功した方法が書いてありますが、それらは部分的に参考にはなっても、自分に完全に合うとは限りません。

スケジュール管理術なども同様ですね。この手帳を使えば夢が実現するといったたぐいのものもあります。それはそれで、一定の成功を収めた方法であるのでしょうが、それを実践しても長続きしないことのほうが多いのではないでしょうか。それはなぜかというと、こういうことなのです。

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【ある1つのやり方だけをまねるのではなく】

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