「汗の出ない人」が即やるべき2つの酷暑対策 この時期こそ「体の芯」を温めておこう!

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熱中症対策のひとつとして有効な「暑熱順化」。その実践法をお伝えします(写真:kou / PIXTA)

梅雨明けも近づく今日この頃、気温が35℃を上回る猛暑日がちらほら出始め、熱中症のリスクがどんどん高まる時期になりました。なにせ今年は東京でも40℃超えになる暑さが懸念されているくらいですから、さらに不安が募ります。

熱中症対策では近年「暑熱順化(しょねつじゅんか:徐々に体を暑さに順応させること)」という考え方が浸透してきましたが、具体的にはどんな対策ができるのでしょうか?

「暑さに慣れていない時期」がいちばん怖い

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そもそも熱中症とは、気温の上昇に伴い体温が上がりすぎ、体にさまざまな障害を来すことの総称です。

東京消防庁の調べによると、熱中症により病院へ搬送される患者数が1年で最も多くなるのは、梅雨明けから8月頭にかけての時期とのこと。本格的な暑さの到来を前に、まだ体が慣れていないのが最大の原因です。

環境省ではここ数年、熱中症対策のひとつとして「暑熱順化」を推奨しており、医療機関などでもこの考え方に基づいた指導が行われるようになってきました。これは「体を暑さに慣らす」ことが不得意になっている現代人こそ知っておくべき、超重要な考え方なのです。

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丸田 みわ子 シニア野菜ソムリエ

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まるた みわこ / Maruta Miwako

美養食研究家/シニア野菜ソムリエ(野菜ソムリエの最高峰)
自身の体調不良により、健康でスリムで美肌になる 野菜や果物の効果をもっと追究したいと、野菜ソムリエの最高峰であるシニア野菜ソムリエを取得する。
「真の“美”体質」をテーマに、 カラダの中から"美"を養う料理を発信。
「美養食研究家」として、料理教室やセミナー、レシピ開発、 商品プロデュースなどを手掛けている。これまでに考えたレシピは400点、スムージーレシピ100点以上。

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