広島県公立大学法人
学びを行動に。叡啓大生のプロジェクトが未来をつくる。
叡啓大学(学長 有信睦弘、広島市中区)の卒業生(1期生)の藤山実咲さんが設立し、2年生 菊地美乃さん、森佑太さん、森山心温さん、山形真里奈さん、閑田理愛さん、鈴木さや香さんがメンバーとして活動している「Limonatta(リモナッタ)」と、4年生 前田脩人さんが設立した任意団体「into」が、公益財団法人マツダ財団「第41回(2025年度)市民活動支援」に採択されました。さらに、4年生 山崎祥子さんが設立した団体「koko ilo (ココイロ)」が、同財団「若者×ツナグバ」に採択され、いずれの団体も助成金を獲得しました。
2025年4月18日(金)、マツダ株式会社本社にて、採択された団体が一同に集まり、目録などをいただく贈呈式が開催されました。

採択された3団体
「Limonatta(リモナッタ)」では、より良い世の中に変えていく力、その基盤となる「システム思考 × デザイン思考」をはじめ、「ウェルビーイング」、「エフェクチュエーション」など、叡啓大学で修得した実用的な学びをすぐに活用し、地域をはじめ世の中に貢献できるよう、自らも掘り下げて学びながら、次の世代へもその力を託していく活動をしています。
特に、大学に入学したばかりで不安な学生の居場所になるとともに、実践経験を得つつ、ある程度収益を得られ、学びに専念できるような、有償ボランティア活動から、その先に非営利法人化を目指しています。
「into」では、話す、書く、作詞するなど、「言葉にする」をテーマにしたワークショップを、主催イベントや教育現場などで行なっています。昨年度は、古民家カフェや本屋、コーヒーショップ、広島県立の中学校など、様々な場所で13件のワークショップを行いました。施設環境や季節、ターゲット層によってコンセプトを変えながら、自分を演じずに楽しめる時間を作っています。
「koko ilo (ココイロ)」は、性教育やメンタルヘルスに関する知識が不足していることで生まれる課題(例:性感染症・無自覚の偏見など)に対応するため、若者が気軽に立ち寄り、専門的な支援を受けられるユースクリニックをまずは広島で定着させ、包括的な健康教育を提供することを目指します。この取り組みによって、性や健康に関する不安を軽減し、一人ひとりが自分の体と心を尊重しながら生きていける社会の実現を目指します。
また、地域の専門職や市民(主に学生・保護者・教育関係者)を巻き込みながら「学び、支え合い、相談しやすい文化」を育て、次世代に向けた持続可能な支援の仕組みを構築し、最終的には、この地域での成功モデルを全国に広げ、日本の性教育を根本から変えることを目指します。

「Limonatta(リモナッタ)」
「into」
「koko ilo (ココイロ)」
このように、叡啓大学の学生・卒業生は、大学での学びを生かし、幅広い分野にわたるプロジェクトに取り組んでいます。
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叡啓大学のウェブサイトはこちら
https://www.eikei.ac.jp
こちらの記事内容は、PRTIMESから配信されている教育に関連したプレスリリースになります。