学力の担保はできるか?教科学習1割減、「探究学習」倍増させた渋谷区の今

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中曽根陽子(なかそね・ようこ)教育ジャーナリスト/マザークエスト代表小学館を出産で退職後、女性のネットワークを生かした編集企画会社を発足。「お母さんと子ども達の笑顔のために」をコンセプトに数多くの書籍をプロデュース。その後、数少ないお母さん目線に立つ教育ジャーナリストとして紙媒体からWeb連載まで幅広く執筆。海外の教育視察も行い、偏差値主義の教育からクリエーティブな力を育てる探究型の学びへのシフトを提唱。「子育ては人材育成のプロジェクト」であり、そのキーマンであるお母さんが幸せな子育てを探究する学びの場「マザークエスト」も運営している。著書に『1歩先いく中学受験 成功したいなら「失敗力」を育てなさい』(晶文社)、『子どもがバケる学校を探せ! 中学校選びの新基準』(ダイヤモンド社)、『成功する子は「やりたいこと」を見つけている 子どもの「探究力」の育て方』(青春出版社)などがある(写真:中曽根氏提供)
「Inspire High」を使って、テーマ探究をする中1の生徒たち
さまざまな職業に携わる大人たちの仕事への思いを聞き、それについて感じたことなどを書き込む。クラス内だけでなく、同じ教材を使う国内外の生徒と意見交換をすることもできる
段ボール等で自前の楽器を作り、絵本のページのイメージを音で表現する生徒たち
多読の授業の様子
自分が読みたい本を選んで読むと、AIが生徒のスピーキングや発音に的確なフィードバックをしてくれる(写真:渋谷本町学園中学校提供)
修学旅行のプレゼン資料の最終チェック。他グループの内容を聞きフィードバックし合う
教室前のフリースペース「ラーニングコモンズ」を使って相談をする生徒たち(写真:渋谷本町学園中学校提供)
左から渋谷区教育委員会事務局教育指導課 松村信之介統括指導主事、清野正統括校長、庄司直也副校長、福守久子主幹教諭
生徒の学びの進捗などを管理できる渋谷区独自の「HACHIアプリ」(写真:渋谷本町学園中学校HPより)
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