幼少期からロボット開発、筑波大発ベンチャー起業の25歳・樋口翔太さんの素顔

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Closerで開発中の省人化小型ロボットシステム。小型で移動可能であり、多品種少量生産のラインにも対応できる。人件費と同程度で従来より価格が抑えられるという(写真:樋口さん提供)
幼少期から工作が好きで小学4年生の頃から電子工作をするようになる(写真:樋口さん提供)
高専時代にはトマトの自動収穫ロボットを開発した。農家へのヒアリングを通して、労働力不足が深刻な一方で、その解決につながるロボットの導入が進んでいないことを知る。これがCloserの事業の原体験ともなっている(写真:樋口さん提供)
樋口翔太(ひぐち・しょうた)Closer 代表取締役1997年生まれ。小学生の頃からロボット開発に取り組む。2012年長岡工業高等専門学校に進学し、17年の「ロボカップジュニアジャパンオープン2017 Soccer Open」で優勝、同年に名古屋で行われた世界大会の「RoboCup2017 Junior Soccer Open」でもIndividual TeamとSuper Teamの2種目で優勝を果たす。18年と20年の2度にわたり独立行政法人国立高等専門学校機構 理事長特別表彰を受賞。19年には孫正義育英財団3期生に選ばれる。20年筑波大学大学院に進学し、現在は知能機能システム学位プログラム(博士前期課程)に在籍中。21年11月筑波大学発AIロボティクスベンチャーCloserを設立し、自動化が進んでいない食品産業をはじめとする業界にロボット導入を進めている(写真:樋口さん提供)
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