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SL北びわこ号退役「12系客車」全国を旅した軌跡

団体臨時列車などでの使用を目的に登場した12系客車。その活躍は全国に及んだ(撮影:伊原薫)
12系のうち末期に製造された車両は、幌が外吊り式となりその両側の窓が縮小された(撮影:伊原薫)
こちらが12系オリジナルの“顔”。幌が埋め込まれ、両側の窓が一回り大きい(撮影:伊原薫)
床下に設置されたディーゼル発電機。車体部分にあるグリルは吸気口(撮影:伊原薫)
12系は空気ばね式の台車を採用。乗り心地が向上した(撮影:伊原薫)
客扉は折り戸を採用。行先表示幕も標準装備とした(撮影:伊原薫)
ボックスシートが整然と並ぶ車内。天井にはクーラーの吹き出し口が見える(撮影:伊原薫)
12系の車内。ボックスシートは間隔が広く居住性が向上した(撮影:伊原薫)
テーブルに設けられた栓抜き。使い込まれた跡がある(撮影:伊原薫)
窓際のテーブルと栓抜き。下に見えるビスは灰皿を撤去した跡だ(撮影:伊原薫)
屋根にはベンチレーターも設置。室内のレバーで開閉できる(撮影:伊原薫)
車端に表示された車両番号。トイレの使用を知らせるランプも懐かしい(撮影:伊原薫)
折り戸となった客扉。内側に開くため注意喚起のロープがついている(撮影:伊原薫)
行先表示幕に収録された駅名の一覧。いかに12系が全国を飛び回っていたかがわかる(撮影:伊原薫)
床下のディーゼル発電機。これにより冷暖房が安定して使えるようになった(撮影:伊原薫)
12系は運転士の訓練などでも使用された。写真はその時の様子(撮影:伊原薫)
主に12系客車を改造したジョイフルトレイン「あすか」。大きな展望室が自慢だった(撮影:伊原薫)
京都鉄道博物館の特別運転では、さまざまな行き先が表示された(撮影:伊原薫)
「ニセコ」のヘッドマークを付けたC62形による牽引シーンも見られた(撮影:伊原薫)
JR各社のほか第三セクターなどに譲渡された。写真は若桜鉄道へ輸送中の12系客車(撮影:伊原薫)
「SLやまぐち号」では展望車風や欧風に改造した12系客車がしばらく使われていた(撮影:伊原薫)
「SL北びわこ号」としての運行を終了した12系。今後の処遇が気になるところだ(撮影:伊原薫)
京都鉄道博物館で開催した「SL北びわこ号」のお別れ企画(撮影:伊原薫)
12系の車内。大きな2段式の窓は開閉可能だ(撮影:伊原薫)
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2021年5月、JR西日本が「SL北びわこ号」の運行終了を発表した。同列車は、その名の通り琵琶湖北部エリア…