実際、カワラボのアイドルをめぐっては、XなどのSNSで騒動が起きていた。
9月18日「FRUITS ZIPPER」のメンバーである仲川瑠夏が人気YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に出演し、ソロデビュー曲を披露した。歌唱後には、ほかのメンバー6人が仲川のもとに駆け寄り、祝福する場面があった。ところが、この場面の数十秒を切り抜いた動画がSNSで拡散されると、一部のメンバーが仲間外れにされているのではないかという指摘が相次ぎ、メンバー同士の不仲疑惑にまで発展した。
この騒動との直接な因果関係は定かではないが、仲川は月末から体調不良が続き、ライブやテレビ出演を欠席。そして10月10日に「医師の診断の元、引き続き一定期間の休養が必要と判断いたしました」(事務所発表)として、活動休止を発表した。
仲川のXアカウントには不仲説浮上後、「いじめ」「性格悪」など誹謗中傷のリプライが多数飛び、休養発表後ですら「因果応報」「メンタル豆腐すぎるだろ」との誹謗中傷があるなど、正直見るに耐えない状況だった。
「堕とし活」をXは事実上放置している
筆者はコラムの中で、たびたびXではびこる「堕とし活」について言及している。対象を応援する「推し活」とは逆の意味で、SNS上で批判する対象を次々と探し、相手を誹謗中傷すること自体を歪んだエンタメとして楽しんでいたり、ストレス解消に使う行動のことだ。
一つのアカウントに固執するもの、イナゴのように炎上を飛び回るものなどタイプは様々だが、Xで批判されている対象に飛び乗れば「いいね」やリポストが集まり、自分の意見に多くの賛同が得られる。このSNSの仕組みそのものが「堕とし活」を加速させている。


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