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腸はすべての健康の出発点です。体をよくするのも、体を悪くするのも、腸のコンディション次第で決まるようなもの。体だけではありません。腸のコンディションの良し悪しは、わたしたちのメンタル面や美容面、仕事やスポーツのパフォーマンスにも多大な影響をもたらしています。
ところが、現代では、便秘や下痢、腹痛などの不調があっても、ほとんど何のケアもせずに放置している人が多いのです。腸の問題を軽んじるのは、「大病の芽」を放っているのと同じ。数々の厄介な病気を招き寄せるだけでなく、日々の人生にマイナスの悪い流れを呼び込んでしまうことになりかねません。
では、いったいどうすればいいのか。順天堂大学医学部の小林弘幸特任教授は、新著『
腸大復活』の中で、これからは「腸育」に取り組むことが必要だと提唱しています。「腸育」とは、腸活のさらに上を行って、腸の機能を根本から復活させるためのノウハウ。小林特任教授は、このノウハウを実践して腸をイチから育て直していけば、健康を立て直して、日々の人生に好調な流れを呼び戻すことができるとしています。
以下では、その小林特任教授が「便秘によって腎機能低下が進行するリスク」について解説します。
便秘によって不調をきたすのは「肌」だけではない!
みなさんは「便秘によっててきめんに現れる不調」と言えば、何を思い浮かべるでしょう。たぶん、真っ先に頭に浮かぶのは肌トラブルではないでしょうか。
便秘が続くと、腸内に腐敗物や毒素などの有害物質がたまり、それらが腸から血液中に入って全身を回ります。そうした「質の悪い血液」が肌の表皮細胞に流れ着いて負担をかけるため、肌荒れ、ニキビ、吹き出物などが現れるのです。
でも、もちろんトラブルが現れるのは肌だけではありません。むしろ便秘による血液の質の悪化は、「万病のもと」と言ってもいいくらい、多くの臓器に不調をもたらす原因になっていると心得るべきでしょう。
たとえば、みなさんは「便秘が腎臓の機能にものすごくマイナスになっている」ということをご存じでしょうか。
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