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『VIVANT』壮大なモンゴルの風景を高校地理で読み解くと、遊牧民族や現代の都市問題まであらゆることが見えてきた

8分で読める
ゲル
モンゴルの伝統的な住居「ゲル」(写真:msk_travel/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

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TBSドラマ『VIVANT』が人気だが、あの壮大な風景を地理の視点で見るとどうなるだろうか。書籍『勉強が面白くなった瞬間』を9月に上梓し「学びの楽しさ」を説く東大カルペ・ディエム代表の西岡壱誠氏が、高校で学ぶ地理の視点でドラマの舞台を読み解く。

あの白くて丸い家は、なぜ草原に建つのか

7月から放送されている日曜劇場『VIVANT』の第2シーズンが、いよいよ明日11月8日、最終回を迎えます。

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ところで、『VIVANT』を見ていて、気になったものはありませんか。

架空の国「バルカ共和国」の広大な風景の中に建つ、白くて丸い、テントのような住まい。あれは「ゲル」と呼ばれる、モンゴルの伝統的な住居です。そして、物語の中心にいる謎の組織の名前は「テント」でした。

なぜ、草原ではあのような家に住むのでしょうか。そして、人々が集まる「家」という視点から見ると、組織名の「テント」はどんな響きを持つのでしょうか。

今回は、高校で学ぶ地理を手がかりに、『VIVANT』の風景を読み解いてみたいと思います。

以降、第1シーズンの内容に触れますので、未視聴の人はネタバレに気をつけて読んでください。

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