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移動中にスマートフォンで資料を読み、気になったところに書き込みたい。だが、文字を拡大すると全体が見渡せない。かといって、ノートパソコンを開くほどでもない。
アップルが発表した新型iPad miniが入り込むのは、そんな“日常の隙間”だ。翌日に発表されたM6搭載のMac 2機種と合わせて見ると、ブラッシュアップされたデバイスの真価が見えてくる。
新型iPad miniは「薄く軽く、画面は大きく」アップデート
アップルは米国時間10月26日に新型iPad miniを、27日にM6を搭載した14インチMacBook ProとiMacを発表した。日本ではいずれも10月29日に予約受付を始め、11月6日に発売する。
iPad miniの価格は11万9800円から。画面は8.3インチの液晶から8.5インチの有機ELに変わった。厚さは0.9mm薄い5.4mm、Wi-Fiモデルの重さは38g軽い255gだ。持ち運びやすさを高めながら、画面はむしろ広がっている。
筆者がiPad miniで注目するのは、「小さな大画面」という価値だ。
スマートフォンより広い画面を、毎日持ち歩ける大きさと軽さで手に入れる。この需要を、折りたたみ端末とは異なる形で満たしてきたのがiPad miniである。
9月に発表された折りたたみ式のiPhone Duoも、開くと7.6インチの画面になる。重さは254gで、新型iPad miniとの差はわずか1gだ。両者を並べると「持ち運ぶときは小さく、使うときは広く」というニーズが浮かび上がる。


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