ランドクルーザー300の中では最安のグレードとなる「GX」を見ると、今回の一部改良で大きくキャラクターを変えたものとなっている。
改良前の「GX」はガソリンエンジンモデルのみで、乗車定員もガソリンモデルで唯一の2列5人乗り仕様。装備も簡素化され、メーカーオプションの設定も一部が省かれるなど、まさに廉価仕様というものだった。
しかし、一部改良後のモデルでは、ランドクルーザー300の中で最安値という立ち位置こそ同じながら、搭載エンジンがディーゼルのみとなり、GR SPORTと同じく前後の電動デフロックを標準装備化することで、悪路走破性を高めつつ道具としてガンガン使い倒すユーザー向けのストイックな仕様に生まれ変わっているのだ。
外装も華美な加飾はなく、メッキはフロントグリルの一部に残されるのみ。足元もキズの目立ちにくいシルバー塗装のアルミホイールとなるが、乗り降りに役立つアルミのサイドステップは装備される質実剛健仕様。
インテリアもシートはマニュアルタイプのファブリック表皮となり、フロアカーペットはメーカーオプションで汚れがすぐに拭き取れる樹脂製のものに変更することができるようになっているというこだわりなのだ。
シンプルになったグレード、どれを選ぶ?
今回の一部改良で各グレードのキャラクター分けがよりハッキリとしたことで、高級フラッグシップSUVとして優雅に乗りたいのであれば「ZX」、スポーティにオフロード走行も楽しみたいというのであれば「GR SPORT」、そして道具としてガンガン使い倒すのであれば「GX」と、非常に選びやすいものとなった。


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