パワートレインについては、改良前はディーゼルモデルのほうが高額だったが、改良後はモーターが備わるハイブリッドモデルのほうが105万円ほど高額となっている。
3列7人乗り仕様は、ハイブリッドモデルにしか設定されていないため、多人数乗車が必須の場合は必然的にハイブリッドモデル一択となり、フラッグシップSUVとしての快適性もハイブリッドモデルのほうが一枚上手となる。
一方でランドクルーザーらしいタフな走りに加え、長期間保有後の値落ちのしにくさなどを考えるとディーゼルモデルも捨てがたいので、短期間で乗り換えるのか、長期間乗るつもりなのかなども考えて選びたいところ。
廉価グレードではなく、コアユーザー向けになった「GX」
そして、今回の改良の目玉のひとつである「GX」は、道具として使い倒すつもりの人にはオススメのグレードとなっているが、安さだけに惹かれて買うというのはオススメしにくいというのも本音だ。
オフローダーとして高い走破性を持ち合わせているのは間違いないが、その一方で運転支援システムのレーントレーシングアシストやアダプティブハイビームシステムなどが備わらず、メーターも12.3インチTFTカラーメーターではなく7.0インチになる。
コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオも他グレードが12.3インチなのに対して8インチとかなり小さくなる(メーカーオプションなどの設定もなし)という割り切った仕様であるため、かなりユーザーを選ぶものとなっているのだ。
そういった面を考えると、よほどコアなユーザーでない限りは「ZX」か「GR SPORT」のどちらかから選ぶほうが後悔することは少ないと言えるだろう。


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