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「パソコンから離れて手を動かしたい!」—北欧暮らしで裁縫教室に通って気づいた「大人たちの意外な本音」

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フィンランドで初心者向けの裁縫教室に通ってみました(画像:©️週末北欧部 chika)

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コミックエッセー「北欧こじらせ日記」シリーズなどが人気の漫画家「週末北欧部 chika(チカ)」さん。会社員をしながら憧れの国・フィンランドで暮らす夢を温め続け、33歳でついに移住。当初は寿司職人として、そして現在は個人事業主としてフィンランドで働くchikaさんが現地で感じている「北欧の心地よさ」について漫画とエッセーで綴ってもらいます。

この秋、フィンランドで初心者向けの裁縫教室に通った。

きっかけは、趣味で続けているぬいぐるみ作りだ。

これまではずっと独学で、縫うのもすべて手縫い。せっかく長く続けているのだから、一度ちゃんと基本を習って、ミシンも使えるようになってみたいなと思ったのだ。

レッスン初日。

教室には年齢も仕事もさまざまな大人たちが20人ほど集まっていて、まずは一人ずつ、どうしてこのクラスに来たのかを話すことになった。

「毎日パソコンの前で働いているので、画面から離れて手を動かしたかったんです」

「定年退職して時間ができたので、ずっとやりたかったことを始めたいと思って」

「家に古いミシンがあるけれど、使い方がわからなくて……」

そんな話が次々に出てきた。

特に印象的だったのは、8割ほどの人が「パソコンから離れて手を動かしたい」と話していたこと。

それを聞きながら「……確かに私も、毎日パソコンの前にいる!」と、ハッとした。

自分では「ミシンを習いに来た」と思っていたけれど、みんなの話を聞いているうちに、なんだか自分がここに来た理由まで、ひとつ増えたような気がした。

【写真を見る】「パソコンから離れて手を動かしたい!」—北欧暮らしで裁縫教室に通って気づいた「大人たちの意外な本音」(5枚)

大人になってから、学校へ行く

フィンランドに来てから、私にとって「大人になって学校へ行くこと」が、ずいぶん身近になった。

きっかけは、移住して1年が経とうとしていた頃のこと。

働いていたレストランが突然倒産して失業し、職業支援の窓口を訪れたとき、待合室で一冊のパンフレットを見つけた。

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