有料会員登録
ビジネス

「介護は人生で一番やりたくない仕事だった」…筋トレ目的で入社したマッチョが、重度障害者支援のプロになるまで

9分で読める
車いすを押すマッチョのたくましい背中。撮影のためにタンクトップに着替えてくれた
車いすを押すマッチョのたくましい背中。撮影のためにタンクトップに着替えてくれた(写真:筆者撮影)

INDEX

マッチョが、車いすを押している。取材のために着替えてくれたタンクトップ姿で。二の腕に力を入れるたび、上腕二頭筋が別の生き物のように形を変える。

愛知県を中心に介護事業を全国展開する株式会社ビジョナリーは、日本で唯一のフィットネス実業団を運営している。ボディビルダーが介護士として働く「マッチョ介護」は、人手不足が叫ばれて久しい介護福祉業界に旋風を巻き起こし、今や海外からも注目される存在となった。

だが彼らが向き合うのは、他の施設が受け入れをためらう、自傷・他害のある重度の方だ。筋肉自慢の若者に、本当にそんな支援ができるのだろうか。

「介護が人生で一番やりたくない仕事だと思っていました」

生活介護attoは、愛知県一宮市にある、ビジョナリーの運営する障害者施設の一つだ。インタビューは、施設内の「工作室」で行われた。開け放たれた扉からは、利用者たちの姿がよく見える。室内では2人の利用者が、壁に向かって静かに工作を続けていた。

インタビューを行った工作室では、利用者が机に向かって作業をしていた(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「介護は人生で一番やりたくない仕事だった」…筋トレ目的で入社したマッチョが、重度障害者支援のプロになるまで(27枚)
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数