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「介護は人生で一番やりたくない仕事だった」…筋トレ目的で入社したマッチョが、重度障害者支援のプロになるまで

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車いすを押すマッチョのたくましい背中。撮影のためにタンクトップに着替えてくれた
車いすを押すマッチョのたくましい背中。撮影のためにタンクトップに着替えてくれた(写真:筆者撮影)
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入社前は「介護だけはやりたくない」と思っていた川治さんも、先輩の支えを受けながら経験を重ね、ヘルパー資格を取得した。

川治さんは、筋トレ目的で入社して介護の魅力に気づいた(写真:ビジョナリー)

「私も未経験だったので、最初はコミュニケーションが難しい方とどう関わればよいかわからず、壁にぶつかりました。そんなとき、現場の有資格者の先輩方が親身に相談に乗ってくださいます。本部には支援戦略室もあり、社内研修も充実しているんです」(川治さん)

若者が集まる職場には、経験豊富な人材も集まってくる

若者が集まる職場には、経験豊富な人材も集まってくると、丹羽さんは話す。

「介護に興味がなかった若者たちがSNSや報道を見て集まってくる。すると次に何が起こるかというと、ほかの介護施設で働いていたベテラン勢が、うちに転職してくるんですよ。そろそろ自分の技術を下につないでいきたいのに、今の施設では若い人が入ってこないし、人手不足でずっと自分もプレイヤーでいなければならない。今の環境に限界を感じるんです」(丹羽さん)

転職してマネジメント職になる人もいれば、外部講師として関わってくれる人もいる。そのため手厚い研修制度を構築でき、介護未経験の若者でも、しっかりと成長を実感できるようになるのだという。

「離職率が上がるのは会社の責任だと、僕は思います。この業界では、未だに『一法人一施設じゃなければ利用者さんを大切にケアできない』という思い込みがあります。しかし、価格を自由に設定できない公費財源の事業だからこそ、複数展開しなければ利益が出ないんです。

利益が出ないから待遇も上げられない、将来も見せられない。そんなところで長く働けないので離職率は上がる。すると、年中求人広告を出さざるを得なくなり、もっと利益を圧迫してしまうんです」(丹羽さん)

ビジョナリーでは、自社メディアでスタッフを表彰し、インタビュー記事を掲載している。マッチョ以外のスタッフにも光を当て、仕事への意欲や定着につなげている。

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