2027年春にはモバイルPASMOにもteppayが載り、モバイルSuicaとモバイルPASMOの間で残高を送れるようになる。高松氏は、親はJRを使い、子どもは私鉄沿線の高校に通うという家庭を例に挙げ、アプリをまたいで残高を移せるコード決済は「私が知る限りあまりない」と話した。
残高にお金を入れる手段は、ビューカード、銀行口座、セブン銀行とローソン銀行のATMだ。残高へのオートチャージは追加を検討している。残高で払うと0.5%分のteppayポイントが付き、ビューカードで直接払うと1%分のJRE POINTが付く。teppayポイントはJRE POINTに交換できるが、2つのポイントを統合する予定はないと高松氏は話した。
開始記念のキャンペーンは11月4日から始まる。エントリーしたうえで500円以上のコード決済をすると、20%分のteppayポイントが付く。12月25日までで、1人あたり5000ポイントが上限だ。通学定期券をteppayの残高で買うと2000ポイントが付くキャンペーンも同じ日に始める。
2028年度には新しいSuicaアプリ
JR東日本は2028年度に、現在のモバイルSuicaとは別の新しいアプリ「Suicaアプリ(仮称)」を出す計画だ。サーバーで管理する鉄道チケットや、割引・クーポンの提供を担う。10月6日の発表では、teppayをこの新アプリの世界観の一部を一足先に体験するものだと説明している。
新アプリの世界観の一部と説明する一方で、teppayの名前にはSuicaもPASMOも入れなかった。両方のアプリで使う前提で決めたからだと高松氏は話した。Suica本体の上限が外れたとき、2つの残高をどう整理するかは、まだ説明がない。
JR東日本が示している次の時点は2027年春の、モバイルPASMOでのteppay開始だ。


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