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開きっぱなしの改札に「この国は人を疑わない」と感動…「日本は冷たい国」と思っていたスペイン人家族が驚いた"普通"の光景

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盆踊り
田舎の盆踊りにも参加したスペイン人家族。「スペシャルな経験だった」と語る(写真:Vanesa Del Castillo提供)
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このアヒルのように旅の間、初めて会う人から贈り物をもらう場面が何度もあった。

観光客のほとんどいない町では、友人の友人たちが、ふたりと娘のためにプレゼントを用意してくれていた。ブルーノは日記に、こう書いている。

<プレゼントは、氷を溶かすための素敵な方法だ>

バネッサは、「すごかった」と目を大きくしていう。

「みんなが私たちを喜ばせようとしているのが分かりました。それが偽りではなく純粋にもてなしてくれていると感じて、本当にうれしかった」

日本でもらったプレゼントの数々。「日本で会った人を思い出すと心が温かくなる」という(写真:筆者撮影)

旅の最後に連泊したホテルでも、チェックアウトの日に贈り物があった。温泉カルタや漆塗りの食器、木箱に入った箸。「来てくれてありがとう」と言われ、仰天した。

ブルーノ「見送りをしてくれる時も、さようならって手を振って、タクシーが見えなくなるまで見送ってくれました。まるで、有名人か王様にでもなったような気分でした」

娘さんは五重塔に見入っていた(写真:Bruno Ochaita撮影)

「警官がいない」ことに安心した

もうひとつ、ふたりが不思議に感じたことがある。

街で、警察官の姿をほとんど見かけなかったのだ。

ブルーノ「スペインでは、警察官をそこら中で見かけます。しかも、みんなが親切ではないんです。まず『何か悪いことをしているだろう』という前提で話しかけてきたり、言いがかりをつけたりする、ガラの悪い警官が多い。だから、警官を見ると不安になってしまうんです」

バネッサ「警官が見当たらないということは、それだけ介入する必要がないということ。それが、私には安心でした」

警官の存在は、必ずしも安心材料ではないのだ。

記念に交番の写真も撮っている。街中で警察官をほとんど見かけないことに驚いたという(写真:Bruno Ochaita撮影)
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