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コロナ・インフル・帯状疱疹で脳が縮む!? 身近なウイルスがアルツハイマーを引き起こす恐怖のメカニズム

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体調不良の男性
新型コロナに感染すると、アルツハイマー病のリスクが2倍に跳ね上がる(写真:しげぱぱ/PIXTA)
  • 下畑 享良 医学博士/岐阜大学大学院医学系研究科脳神経内科学分野教授
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ただし、注意が必要です。この比率が低下したからといって、「脳内のアミロイドベータが増えた」と直接証明されたわけではありません。この研究では、PET検査によって脳内の蓄積を直接測定したわけではないからです。それでも、血液中の指標がアルツハイマー病でみられる方向に変化したことは注目に値します。

つまり、次のようなしくみが考えられます。

新型コロナにかかる。脳の中でミクログリアが強く活性化し、神経炎症が起こる。その炎症が、もともとくすぶっていたアミロイドベータの蓄積を加速させる。

結果として、認知機能の低下が早まるということです。

認知症予防から考える、若い世代のワクチン接種

少し不安になる話が続いたかもしれません。ではどうするべきかについて考えてみましょう。

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基本は「感染しない、感染させない」です。ワクチン接種、人混みでの注意、手洗いと換気。あたりまえのようですが、これらは脳を守ることにもつながっています。

私は外来で、ご高齢の患者さんやそのご家族には、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチン、さらに肺炎球菌ワクチンの接種をおすすめしています。

もうひとつ、若い世代でも注意が必要です。

新型コロナ感染後の「ブレインフォグ」、つまり頭に、もやがかかったような感覚を訴える方が、若い世代にも一定数おられます。これにも神経炎症が関与している可能性があります。

年齢にかかわらず、神経に影響を与える感染症にかからないこと、予防することが認知症予防につながることを知っていただきたいと思います。

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