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カロリー制限に挫折し「コーラを一気飲み」した糖尿病の専門医が、「肉も油も腹いっぱい」食べて半年で8kg減った"食事法"

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山田医師夫妻
おいしいものが大好きな山田医師夫妻(写真:筆者撮影)
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おいしいものが大好きな山田医師夫妻。湯河原のイタリアンレストラン「Pappa Verde(パッパ ヴェルデ)」にて(写真:筆者撮影)

酒は、むしろブレーキ役になる

ちなみに、ロカボではアルコールも禁止されていない。筆者がいちばん驚いたのは、ここだった。それどころか、アルコールが血糖値上昇のブレーキ役になるという。

ただし、アルコール類に含まれる糖質には注意が必要だ。ウイスキー、ウォッカ、焼酎、ジン、ラムといった蒸留酒は糖質ゼロで問題なし。ワインは、スイートワイン以外は低糖質のため問題なし。ビールにはやや糖質が含まれるため、飲む量に注意。糖質が高めな日本酒を飲む場合は、米を控えるなど食事全体で糖質量を超えないよう気をつける。

冒頭に書いた筆者の2キロ減、夫の5キロ減は、この条件のもとでの結果だ。晩酌を一度も休んでいない。成功のポイントは、「我慢しないこと」と「楽しむこと」だという。我慢はリバウンドのもとになるからだ。

「お腹いっぱい食べて、満腹中枢をしっかり刺激してください」と山田医師は話す。

診察室を出て、料理人のところへ

医療の現場で効果を確かめた山田医師は、妻のサラさんとともに、書籍の出版や雑誌への掲載、商品の監修などを通して、ロカボを広めた。

ただ、長年信じられてきた「低カロリー、粗食、ノンオイル、腹八分目がいい」という常識は、簡単には変えられない。

そこで考えたのが、食の最前線にいる料理人に伝えることだった。糖尿病の予防には、毎日の食事が重要だ。料理人がロカボを知れば、多くの人に届くのではないか。

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