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【実機レビュー】36万円超「iPhone Duo」を1週間使ってみた本音…指紋認証は手間だが、大画面の効果も実感

9分で読める
iPhone Duoを両手で操作する
iPhone Duoは256GBモデルで36万4800円から。予約はかなりの争奪戦に(写真:筆者撮影)

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36万4800円(税込)の折りたたみiPhoneを手にして1週間。筆者がいちばん長く続けていたのは、映画を観ることでも、電子書籍を読むことでもなかった。

iPhone Duoを開き、縦向きにして、ひたすら文字を打つ――。画面が大きくなれば、動画も読書も仕事も変わりそうだ。新しい形には、使ってみたいと思わせる力がある。だが実際に生活へ持ち込んでみると、その期待がいちばんはっきりした形になったのは「両手の親指で気持ちよく文章を書ける」という体験だった。

iPhone Duoは、日本を含む世界各国で10月23日に発売される。価格は256GBモデルで36万4800円から。内側に7.6インチ、外側に5.4インチのディスプレーを備え、iPhone 18 Proと同じA20 Proチップを搭載する。

この価格と形を、自分の日常の中でどう評価するか。発売前の実機で見えてきたのは、開いて使う楽しさと、使い慣れたiPhoneから変わる細かな所作だった。

【写真を見る】「まるでミニパソコン」「開くと意外と薄い」《36万円のiPhone Duo》その実力の中身を見る(5枚)

大画面の効果を実感、しかし閉じた画面には課題も

筆者がいちばん楽しみにしていたのは、実はキーボードだった。AIに指示を出す、原稿を書く、メッセージやチャットに返信する。スマートフォンで文字を入力する場面は多い。

Duoを縦長に開くと、iPad miniのように両手の親指でQWERTYキーボードを打てる。パソコンと同じ配列でローマ字入力を続けながら、書いている文章を表示する領域も十分に確保できる。この組み合わせが、筆者の手にはしっくりきた。

iPhone Duoは縦折り、横折りの双方に対応している。デスクに置いて画面を起こし、人差し指でタイピングすることができる(写真:筆者撮影)

閉じた状態でも、キーボードはこれまでのストレート型のスマートフォンより幅広く、打鍵そのものはしやすい。ただ、入力を始めると文章を表示する部分が小さくなってしまう。指を動かしやすいことと、文章を読み返しながら書きやすいことは、閉じた状態では両立しなかった。

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