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【実機レビュー】36万円超「iPhone Duo」を1週間使ってみた本音…指紋認証は手間だが、大画面の効果も実感

9分で読める
iPhone Duoを両手で操作する
iPhone Duoは256GBモデルで36万4800円から。予約はかなりの争奪戦に(写真:筆者撮影)
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また、外側の画面には、右側にアプリの内容が表示されない領域がある。アプリと、横幅いっぱいに広がるキーボードの中心とがずれて見える場面もあった。画面全体の広さと、実際に文章を表示できる広さの違いは、1週間使ってみて初めて気になった点だ。

例えば外側の画面でLINEを使うと、キーボードの上にスタンプ候補が大きく表示され、会話が1〜2行しか見えないことがあった。返信するために文字を打つと、返信先の会話を追いにくくなる。

外側ディスプレイでLINEのメッセージ返信を行っているところ。Duoの画面構成に対応しないと、使い勝手がかなり悪い(写真:筆者撮影)

しかも、短いメッセージ返信のためにわざわざ端末を開くことは少なく、閉じたまま済ませる場面の方が多かった。閉じた画面での使い勝手は、明らかに、アプリ側で何らかの対応が必要なポイントと言える。

開いたDuoなら、その窮屈さが和らぐ。

横向きより縦向きが筆者の手には合い、気づけばその姿勢で文字を打ち続けていた。少し折った状態で使える日本語の分割キーボードも試したが、端末が動いてしまうことや手の大きさとの相性から、筆者には縦長に開く使い方が快適だった。

通勤中には、音楽を流しながらChatGPTとYouTube Studioを左右に表示し、テキストをコピーして貼り付ける作業もした。2つのアプリを開いたまま作業できることは、画面が広がった効果を実感しやすい部分だ。

AIに頼みたいことを文章にし、返ってきた内容を別のアプリで使う。こうした作業では、入力する場所と内容を見る場所の両方が必要になる。仕事でスマートフォンを使う人にとって、Duoの大画面は試す価値のある変化だ。

長い文章を書くときは、いま入力している一文と、その前後の文脈を行き来する。AIへの指示でも、目的や条件を書き足すたびに、プロンプト全体を見直したくなる。キーボードと本文を無理なく同じ画面に置けることは、スマートフォンを入力の道具として選ぶ際の大切な尺度になる。

開くと薄く、ポケットではしっかりと存在感

開いたときの厚さは5.2mmだが、閉じると11.3mmになる。ケースを着ければさらに厚みが増し、ポケットに入れると、これまでのiPhoneにない厚みを感じた。パンツでもジャケットでも膨らみが出て、服のシルエットに影響する。

iPhone Duoと純正ケース。内側には粘着剤がついており、貼り付けて固定する。取り外しも可能。ケースを着けると、どうしても分厚くなる(写真:筆者撮影)

重量は254g。Pro Maxを使ってきた人なら、受け入れやすい重さだろう。一方、軽いiPhone Airや標準モデルから移る人には、かなり違う感触になるはずだ。購入前には、普段の服装や持ち運び方に合うかも確かめておきたい。

カラーのナイトスカイは、筆者が気に入った点の一つだ。それだけに、この色を楽しみながら日常でどう保護するかは悩ましい。

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