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阪神タイガースを子会社に持つ阪神電気鉄道(以下「阪神」)。その親会社である阪急阪神ホールディングスの株主総会では、かつてこんな“珍質問”が繰り広げられていた。車両の色に関して「ライバル球団を想起させる色を変えてほしい」という質問がそれだ。
「赤胴車」の主力だった8000系
阪神は長らく、普通列車用の車両にはクリーム色と濃青色、優等列車用の車両にはクリーム色と赤色の塗り分けを採用しており、前者は「青胴車」、後者は「赤胴車」と呼ばれてきた。
だが、阪神・淡路大震災後には普通列車用の新型車両で下半分が「シルキーグレー」、上半分が「アレグロブルー」という明るい配色を採用。2001年からは、優等列車用の新型車両が下半分を「シルキーベージュ」、上半分を「プレストオレンジ」の塗り分けとなり、翌年から赤胴車の主力である8000系も順次変更された。このオレンジ色が某ライバル球団のテーマカラーに似ているため、冒頭のような質問が飛び出すというわけだ。

