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ビジネス #ベテラン車両の肖像(鉄道最前線)

阪神8000系、震災乗り越えた「急行用車両」の新展開 前後で"顔"が違う編成も、伝統の「赤胴車」姿で終盤へ

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顔つきが異なる阪神電気鉄道の「8000系」。現在は赤胴車(右)への塗り替えが進む(撮影:伊原薫)

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【写真を見る】阪神8000系、震災乗り越えた「急行用車両」の新展開 前後で"顔"が違う編成も、伝統の「赤胴車」姿で終盤へ(30枚)

阪神タイガースを子会社に持つ阪神電気鉄道(以下「阪神」)。その親会社である阪急阪神ホールディングスの株主総会では、かつてこんな“珍質問”が繰り広げられていた。車両の色に関して「ライバル球団を想起させる色を変えてほしい」という質問がそれだ。

「赤胴車」の主力だった8000系

阪神は長らく、普通列車用の車両にはクリーム色と濃青色、優等列車用の車両にはクリーム色と赤色の塗り分けを採用しており、前者は「青胴車」、後者は「赤胴車」と呼ばれてきた。

だが、阪神・淡路大震災後には普通列車用の新型車両で下半分が「シルキーグレー」、上半分が「アレグロブルー」という明るい配色を採用。2001年からは、優等列車用の新型車両が下半分を「シルキーベージュ」、上半分を「プレストオレンジ」の塗り分けとなり、翌年から赤胴車の主力である8000系も順次変更された。このオレンジ色が某ライバル球団のテーマカラーに似ているため、冒頭のような質問が飛び出すというわけだ。

【写真を見る】オレンジの車体色から急行用車両らしい伝統の「赤胴車」への塗り替えが進む阪神「8000系」。登場時期などによって仕様が異なるベテラン車両を尼崎車庫で独占取材。その違いをじっくり見比べる
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