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楽天・AST連合「日本版スターリンク」の現実解…海外衛星網を土台に国産インフラ構築へ、問われる経済合理性

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「日本版スターリンク」のしたたかな戦略と現実解が見えてきた(画像:AST SpaceMobile)
  • 秋山 文野 サイエンスライター/翻訳者(宇宙開発)

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楽天・AST連合の「日本版スターリンク」が具体的に動き出したようだ。2026年9月4日、日本から国連の専門機関であるITU(国際電気通信連合)へ「J-BLUEBIRD-NGSO」なる136機の非静止軌道衛星網の構想が提出された。34軌道面×4機、高度670km、傾斜角43度という具体的な構成も示された。

「BLUEBIRD」という衛星名は、衛星と携帯電話を直接つなぐダイレクト通信サービスを運用する米AST SpaceMobileの衛星シリーズ名と一致する。日本でASTと共に衛星ダイレクト通信に乗り出しているのが、楽天モバイルである。

今年6月、総務省が進める日本の衛星ダイレクト通信網整備事業「J-LEO」に楽天・AST連合の事業が採択され、29年までのサービス提供開始を目指している。楽天グループは筆者の取材に対してコメントを控えたが、ASTの衛星名との一致や周波数、日本をカバーする軌道から考慮すると、「J-BLUEBIRD-NGSO」はJ-LEOの一環である可能性が高い。

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