思考の土台となる「三種の神器」
さて、経営思考は、単なる知識として理解するだけでは不十分だ。現場で試して失敗し、恥をかき、修正を重ねていく。身体に染み込むまで実践してこそ、初めて武器になる。
その意味で、経営思考は「実践知」でなければならない。こうした問題意識を踏まえ、書籍『武器としての経営思考』に登場する糸井重里さん(ほぼ日会長)、上田岳弘さん(小説家)、内田樹さん(思想家にして武道家)、片石貴展さん(yutori社長)、浜崎洋介さん(文芸批評家)、澤田純さん(NTT会長)、故・野中郁次郎さん(一橋大名誉教授)ら、計7名のプロフェッショナルの経験に裏打ちされた知恵と、筆者との対話・知的格闘を追体験しながら、自らの経験に重ね合わせていただくことをおすすめしたい。
さらに、事前に経営思考の「型」を頭に入れておけば、具体的な事例から得られる学びはより深いものとなるはずだ。そこで、本記事では「経営思考」の基本となる3つの道具立てを紹介することとしよう。
1 「七転八起の四角形」(変えられない過去を「価値」に変える)
2 「問題解決の三角形」(現在の対立を乗り越える)
3 「未来創造の円形」(誰もが信じられる未来を描く)


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