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「人生を丸ごと抱きしめ、とことん面白がって生きた」宇野千代の言葉が、令和を生きる私たちの心に刺さるワケ

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宇野千代
現代人の心にグッと刺さる宇野千代の言葉、その魅力に迫ります(写真:世界文化社)

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9月28日に放送が始まったNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の主人公のモデル・宇野千代。挑戦を重ね、幾度もの困難を乗り越えた“元祖・メンタル強者”が残した言葉の数々は、時代が変わっても人々の心を癒やし、背中を押してきました。

本記事では、いま再び注目を集める宇野千代の生き様と言葉を、家庭画報編集部の編集による『人生は何歳からでも花開く 宇野千代の幸福語録』より一部を抜粋・再編集。記事の後半では同書に掲載されている宇野千代の著作からの再録「よく生きることは、よく死ぬこと」からも一部をご紹介します。

宇野千代の言葉の魔力

明治、大正、昭和、平成の4つの時代を生き抜いた作家・宇野千代は、100冊以上の著作を世に送り出し、実業家や着物デザイナーとしても活躍しました。一方、封建的な父のもと過酷な幼年時代を強いられ、若い頃は恋愛沙汰で苦しみ、作家になってからも恋多き女としてゴシップのターゲットになりました。

さらには4度の離婚、ビジネスの失敗、多額の借金など、度重なる困難に見舞われました。次々と襲い来る逆境に屈することなく何度も立ち上がり、60 代で代表作『おはん』を刊行し、権威ある文学賞を多く受賞。80 代で自伝的エッセイ『生きて行く私』がミリオンセラーとなり、晩年は叙勲を受け、文化功労者に選ばれるなど、その功績を高く評価されました。

そして没後30 年の令和の今、その魅力的な生き方が再評価され、注目を集めています。なぜ、千代は、困難の中でも才能を存分に発揮し、自由に自分らしく、幸せに生きることができたのか。

その理由は、千代の人生観にありました。

宇野千代(うの・ちよ、1897~1996)山口県岩国市生まれ。作家。着物デザイナー。実業家。代表作に『生きて行く私』『おはん』『色ざんげ』ほか。日本初のファッション誌『スタイル』の編集者としても活躍。 98 歳まで生涯現役を貫いた。 2026 年後期 NHK 連続テレビ小説『ブラッサム』の主人公のモデルとなる(写真:世界文化社)
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