幸福度が高い人、低い人
幸福感が変わること(個人内変化)と、幸福の遺伝的影響(個人差)は別の話だということ。
幸せは時間によって変化しうるが、人それぞれ変わる範囲は遺伝的影響を受けるだろう。ある人の幸福変化の幅が6〜8の間(平均7)だったとしても、ほかの人は7〜9(平均8)の場合だってあるわけだ。にもかかわらず、「幸福の指針」の多くは、このポイントを見過ごしているのだという。
冒頭で触れた“幸せ本”にあるような、「たくさん感謝して、ポジティブに考えよう!」というスタンスによって、幸せな瞬間をつくることも可能ではあるのかもしれない。とはいえ、それだけで「幸福感がいつも高い人」のことを説明することは困難である。
Q:幸せは、人間にとって永遠に最後の望みなのでしょうか?
時代によって使われた単語は違うものの、人間にとって幸せというものはつねに“夢見る対象”だったのではないだろうか。だから、人は幸せを追いかけようとするのだ。ただし著者によれば、幸せへの関心の度合いは変化してきたようだ。わずか40年前には、幸せというテーマに興味を持った学者はおよそいなかったというのである。


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