最高級の個室――。東海道・山陽新幹線に新たな歴史が刻まれた。10月1日、東京―新大阪―博多間を走る新幹線にグリーン車よりも上級のクラス「Supreme Class(スプリームクラス)」が導入された。車端部にある業務用スペースを活用したものだ。
グリーン車よりも上級のクラスとしては、東北新幹線や北陸新幹線などに「新幹線のファーストクラス」と称される「Gran Class(グランクラス)」が設定されている。豪華なレッグレスト付きリクライニングシート、室内の静けさ、専任アテンダントによる車内サービスが売り物だ。
1編成に2室の「キャビン」
だが、スプリームクラスはグランクラスとはやや異なる。グランクラスのような手厚い接客サービスがメインというよりも、個室または半個室のスタイルを取り、プライベート空間を極限まで追求しているのだ。
スプリームクラスは個室タイプの「Cabin(キャビン)」と半個室タイプの「Seat(シート)」に大別される。今回導入されたのはキャビンで、上り下り合わせ1日12本程度の運行からスタートし、順次拡大する。シートは2027年度中のサービス開始を予定しており、少し先になる。キャビン、シートともにネット予約サイト「エクスプレス予約(EX予約)」「スマートEX」で発売される。

