スプリームクラスのもう1つの仕様である、2027年度導入予定の半個室タイプの「シート」については、9月1〜13日に東京駅八重洲中央口に展示されたモックアップのシートに着席することができた。
シートは10号車のグリーン車の5列分(20席)のスペースに6席が設置される。半個室といっても、通路と座席間に出入り用の電子錠扉が設けられ、プライベートな空間は十分に確保されている。キャビンと異なり座席の向きを変えることができるため、向かい合わせで利用することも可能だ。レッグレスト付きリクライニングシート、照明、空調などの個別調整機能も備えている。
足元のスペースにかなりの余裕があり、半個室といっても扉が閉まると通路からは視界がほぼ遮られるので、個室のプライベート感とほとんど変わらない感じがした。
設置列車はこれから増える
シートの価格はまだ発表されていない。東京―新大阪間の価格はグリーン車の1万9100円と10号車キャビンの4万2100円の間の価格帯になることは想像できる。
スプリームクラスを設置した列車は、現在は1日あたり12本程度だが、2026年度末に30本程度、2027年度末には65本程度になる見込みだ。設置列車の本数が増えることで予約は取りやすくなるのか。もし本数が増えた後も予約が取れない状況が続くようなら、将来登場するであろう新型車両にはスプリームクラスの設置数が増えているかもしれない。

