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ビジネス #鉄道最前線

東海道・山陽新幹線「最上級個室」の正直な感想 「スプリームクラス」進行方向と逆向きの乗り心地は?

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東海道山陽新幹線 スプリームクラス 個室
東海道・山陽新幹線の「スプリームクラス」個室「キャビン」の室内(撮影:尾形文繁)
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キャビンは1編成あたり2室あり、7号車と10号車に1室ずつ導入される。2室はそれぞれ広さが異なり、どちらも定員は1人だが、7号車のキャビンは10号車よりもスペースが広く、ソファを備えているため2人利用が可能だ。

2人利用が可能な7号車の「キャビン」(撮影:尾形文繁)

キャビンの特徴は、電子錠付き扉によりセキュリティを確保していることだ。東海道・山陽新幹線区間のうち、とくに東京―新大阪間は企業経営者、政治家、芸能人などのVIPが多数乗車している。その中には周囲に乗客がいると機密性の高い会話はしづらい、逆に仕事から離れ、ほかの乗客の目を気にせずに車内でくつろぎたいという人もいるだろう。個室は仕事からリラックスまで、さまざまなニーズに応えたものだ。

東京―新大阪間のキャビンの発売価格は7号車が6万500円、10号車が4万2100円(大人片道「のぞみ」通常期、EX予約)。同区間の普通車指定席利用時の運賃・料金は1万4230円、グリーン車は1万9100円なので、その差額がキャビンの付加価値ということになる。

「進行方向と反対向き」の乗り心地は

7号車のキャビンに乗車する機会を得た。名古屋から東京に向かう列車である。

リクライニングシートに腰を落ち着け、周囲を見渡すと、予想以上に開放感があり狭さはまったく感じない。天井も通常の客室よりも気のせいか高いように思えた。後でJR東海に確認したところ、「天井の高さは他の客室と同等で、限られた空間を広く感じられるように、天井と内装のパネルを段違いにすることで視覚的に奥行きを生み出している」とのことだった。

リクライニングした状態の7号車「キャビン」の座席(記者撮影)

座席は回転せず、7号車では博多方向に固定されているため、東京行きだと進行方向と反対向きになる(10号車では東京方向に固定されている)。乗る前は進行方向と反対向きであることが気になっていたが、実際に座ってみるとまったく気にならなかった。リクライニングやレッグレストで好みの座り心地に調整できるため、加減速時の違和感や揺れをほとんど感じないからかもしれない。

【写真を見る】東海道・山陽新幹線「最上級個室」の正直な感想 「スプリームクラス」進行方向と逆向きの乗り心地は?(15枚)
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