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[Book Review 今週のラインナップ]
・『世界を壊したビッグテックの悪党ども テック業界“ほぼ”全史の取材録』
・『「マイノリティ支配」の正体 分断される社会と文化戦争の罠』
・『経験の絶滅 スマホ化する世界でどう生きるか』
評者・本誌記者 山田俊浩
シリコンバレーの若造たちは いかにして「悪党」へ堕ちたのか
スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツが赤いいすに並んで座る写真を目にしたことがある読者は多いのではないだろうか。その歴史的対談は、2007年のテック会議「ATD」で行われた。
壇上の聞き手は2人いた。米ウォールストリート・ジャーナルの名物記者ウォルト・モスバーグと、本書の著者カーラ・スウィッシャーだ。スウィッシャーは30年以上テック業界の最前線をウォッチし、シリコンバレーの著名起業家たちと交流を深めてきたジャーナリストである。
タイトルからもわかるように、世にあふれるビッグテック礼賛本や企業の意向を酌み取った公式評伝を粉砕する、痛快な回顧録だ。
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