「まぼろし博覧会」は、サブカル的なもの、不気味なもの、カオスな空間が好きな人には比類なく楽しめるところだと思います。
とてつもない数のオブジェ……古い人形やおもちゃやレコードや雑誌、動物の剥製やマネキン人形などが所狭しと展示されている空間が、「はたしてこれ、終わりがあるの?」と混乱するほどの密度で続きます。
言葉で説明してもあの感じを再現するのは難しいのですが、混沌と根源的な狂気のようなものに耽溺する場所です。つまり、「怖いもの見たさ」がまったくない人が「お化け屋敷は無理」というのと同様に、ここも無理という人は結構いるでしょう。かなり鑑賞する人を選ぶ博覧会です。


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