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「アニメや漫画好きは安心?」最近の子どもの遊び方に疑問を抱く人が見落としている「本当に心配したほうがいいこと」

8分で読める
子ども タブレット 地頭力の正体
勉強でも娯楽でも「自分で選んで向き合う」経験が、思考力や集中力の土台になります(写真:nonpii/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

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最近、先生たちの間で「漫画やアニメが好きな子は、まだいい」という声が増えているというが、その理由はいったいどこにあるのだろうか? 書籍『地頭力の正体』を7月に上梓し「本当の頭のよさ」を説く著者・西岡壱誠氏によると、子どもたちの遊び方が変化する中で知っておくべき、「とあるポイント」があると言う。

僕は仕事で全国の学校を訪れ、多くの先生方とお話をしています。

そこで最近、地域も学校も違う複数の先生から、よく似た話を聞くようになりました。

もちろん、これは大規模な調査に基づく話ではありません。ショート動画を観ることと学力の間に、単純な因果関係があると言いたいわけでもありません。

ただ、日々子どもたちと接している先生方が、口をそろえて同じ変化を指摘する。その言葉には、少し立ち止まって考える価値があるように思うのです。

「漫画を読んでいる子は、頭がいいほうです」

『地頭力の正体』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)

ある先生は、こんな話をしてくれました。

「昔は、アニメばかり観ている子や、漫画ばかり読んでいる子は、勉強ができないと言われていましたよね。でも最近は違うんです。アニメや漫画が好きな子は、むしろまだ頭がいいほうなんですよ。本当に学力が伸びなくて困っているのは、TikTokやYouTubeショートばかり観ている子なんです」

一昔前なら、「漫画ばかり読んでいないで勉強しなさい」が、親や先生の決まり文句でした。アニメや漫画は、勉強の邪魔をする「娯楽」の代表だったはずです。

ところが今、その漫画やアニメが「まだいい」と言われている。これは、なかなか不思議な逆転です。

ネット上では、短く強い刺激を次々と求める子どもを「ドパガキ」と呼ぶことがあります。「ドーパミン」と「ガキ」を組み合わせた、あまり品のいい言葉ではありません。もちろん、医学用語でも科学的な分類でもないので、子どもに貼るレッテルとして使うべきではないでしょう。

それでも、こうした言葉が生まれた背景には、多くの大人が感じている変化があります。

アニメも漫画もショート動画も、勉強ではなく娯楽であることに変わりはありません。

それなのに、なぜ先生たちは、そこにはっきりした違いを感じているのでしょうか。

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