ここで大切なのは、「アニメや漫画はよくて、ショート動画は悪い」という単純な善悪の話にしないことです。
ショート動画の中にも、勉強になるものや、興味の入り口になる優れたコンテンツはたくさんあります。
反対に、アニメを自動再生で次々と流し、内容も考えずにぼんやり眺めているだけなら、かなり受動的な見方になります。
成績が上がったのは「どう観るか」を決めたから
重要なのは、「何を観るか」だけではなく、「どう観るか」です。
自分で選んだのか。
何のために観るのかを決めたのか。
ひとつのものに、ある程度の時間向き合ったのか。
観終わったあとに、何が残っているのか。
僕自身、偏差値35から2浪して東大に合格しましたが、成績が伸びなかった頃の勉強は、驚くほど受動的でした。授業を聞き流す。参考書を眺める。先生に言われた問題を、言われた通りに解く。それで「今日は勉強した」と安心していました。
成績が上がり始めたのは、「この問題を理解したい」「この参考書から、今日はこれを身につける」と、自分で目的を決めるようになってからです。
同じ参考書を使い、同じ机に向かっていても、誰かに与えられたものをこなすのと、自分で目的を持って取り組むのとでは、頭の使い方がまったく違います。
勉強でも娯楽でも、「自分で選んで向き合う」経験が、思考力や集中力の土台になるのだと思います。


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