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11.3アメリカ中間選挙は本当に「トランプ共和党敗北」なのか?「予測のカギ」は2018年中間選挙の「重要データ」にあり

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米中首脳会談は事前の予想通り「演出重視」。トランプ大統領や共和党は中間選挙に勝てるのか(写真:ブルームバーグ)
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18年の選挙結果は、「共和党が下院で40議席減、上院では逆に2議席増」というものであった。全米的な「反トランプ」の風を受け、郊外女性票の離反もあいまって、下院では民主党が議席を伸ばして多数党となった。翌年にはナンシー・ペロシ下院議長が誕生し、巧みな議会運営でトランプ政権を翻弄するようになる。

逆に上院では共和党が議席を伸ばした。トランプ大統領が最後の瞬間まで各地へ応援遊説に回り、レッドステーツで共和党候補の票を上積みした。つまりトランプ支持の風も有効に働いたのである。かくして第1期トランプ政権は、上院の多数を維持したままで後半の2年間を迎えることになる。このことが20年9月、ルース・ベイダー・ギンズバーグ最高裁判事の死去に伴い、エイミー・コニー・バレットという「6人目の保守派判事」が誕生することの伏線となっている。

投票率が「5割超となるか否か」がひとつのベンチマークに

こうしてみると、26年選挙は「投票率が18年時、つまり5割を超えるか否か」がひとつのベンチマークとなりそうだ。18年選挙は「トランプ大統領が候補者でもないのに、皆がその是非について投票した選挙」であった。政権2年目において、トランプ政権に対する最初の審判の機会となった。

26年の中間選挙は、最初のトランプ当選から10年目に当たる。今年も、投票用紙にこそ「トランプ」の名前はないけれども、ダラスにおける党大会では、ご本人が「自分の名前が投票用紙に載っていると思って投票してくれ」と呼び掛けている。18年と同様に、トランプ政権に対する「信任投票」の機会ということになる。

思えば最初の大統領選挙からすでに10年、われわれは嫌というほど「トランプ政治」を体験してきた。26年選挙は有権者にとって、「トランプ政治に対して意思表示できる最後の機会」となる。トランプ大統領は最後の瞬間まで全米を駆け巡り、MAGA派に対して自分への支持を呼び掛けることだろう。問題はそれと同時に、「反トランプ派」も活気づいてしまうことなのだが。

ともあれ中間選挙が終わった瞬間に、誰もが「2年後の大統領選挙」に向けて一斉に走り出す。それが昔から変わらぬワシントンの流儀である。長く続いた「トランプ劇場」も、11月3日が「最後の山場」ということになるのかもしれない。

当欄で何年も「トランプ占い」を書き続けてきた筆者としては、一抹の寂しさを感じ始めているところである(本編はここで終了です。この後は競馬好きの筆者が週末のレースを予想するコーナーです。あらかじめご了承ください)。

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