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ビジネス #MBOで大赤字から蘇生 ローランド再建の内幕

大赤字からMBOで蘇ったローランド…再上場から6年、再建支えたファンドが去った今、問われる「次なる成長」

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4期連続の営業赤字からMBOで急回復。再上場から6年経った現在の再成長の道筋とは(撮影:今井康一)

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大阪で創業し、浜松市に本社を置く電子楽器メーカーのローランド。欧米で電子ドラムや電子ピアノの高いシェアを誇り、売上高の9割近くを海外で稼ぐ。BOSSブランドのギターエフェクターや、ヒップホップなどに影響を与えたリズムマシン「TR-808」などを世に送り出してきた。

そのローランドにも、存続が危ぶまれた時期がある。リーマンショック後に業績が悪化し、2013年3月期は約40億円の最終赤字。4期連続の赤字に陥った。

13年に社長に就任した三木純一氏は米投資会社タイヨウ・パシフィック・パートナーズ(タイヨウ)と組み、翌14年MBO(経営陣による買収)で非公開化に踏み切った。不採算事業の整理や製造拠点の再編を進め、20年に東証第1部(現:プライム)へ再上場した。

 

そして今年、08年から投資してきたタイヨウは事実上の投資を終え、ファンド創業者のブライアン・ヘイウッド氏も3月に社外取締役を退任。約18年に及ぶ関係に区切りをつけた。

20年代以降、上場企業のMBOが増えている。経営再建やアクティビスト対応、事業承継など背景はさまざまだ。非公開化によって企業は本当に強くなれるのか。

4期連続赤字で債務超過の瀬戸際

「内部留保をほぼ使い果たしてしまい、これ以上赤字が続くと本当に債務超過に陥りかねない瀬戸際だった」

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