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データセンターは敵か?味方か? 財政苦しい地方都市で深まる「経済再生への期待」と「住民の生活環境維持」の葛藤

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(写真:ブルームバーグ)

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米国で、AI普及を背景にデータセンターの建設が進んでいる。巨額の税収や雇用拡大が期待される一方、住民の反発も強まっている。特に財政難に苦しむ地方都市は、経済成長を優先するか、これまでの生活環境を守るかという難しい選択を迫られている。

米中西部アイオワ州クリントンもそんな街の一つだ。ミシシッピ川沿いに位置し、人口は2万4000人。市は財政赤字に苦しみ、人口も数十年にわたって減少してきた。下水道の改修後には債務が倍増した。

米投資会社ブラックストーン傘下のデータセンター運営会社QTSは、巨大なデータセンターの建設が解決策になるとみる。建設で数千人の雇用を生み、最初の10年間で約2億ドル(約312億円)の固定資産税収をもたらす。年間の運営予算が2500万ドルの市にとって、財政を一変させる規模だ。

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