「豊島岡の教員になったとき、教員になったというより、豊島岡に就職したという感覚でした。会社員が会社のミッションに基づいて行動するように、教員も学校の方針に基づいて何をすべきかを考えることが必要だと思っています」
生徒は全員クラブに参加「一能専念」を探す6年間
進学指導と並んで、豊島岡がもう1つ大切にしているのがクラブ活動だ。中学1年生から高校3年生まで、すべての生徒がいずれかのクラブに所属し、活動している。
現在は文化系・運動系を合わせて48のクラブがある。例えば、週5日活動しているコーラス部や吹奏楽部から、週1日活動する囲碁部や新聞部など、多彩だ。生徒の立場から見ると、何かしら興味をもてる分野がありそうだ。
部活動の全員参加にこだわる理由について、竹鼻氏はこう語る。
「クラブ活動は、勉強以外に自分の関心を深掘りしていくことができます。まさに一能専念の場です。さらに、部活には中学1年生から高校3年生まで在籍しています。リーダーとして後輩への伝え方を学んだり、フォロワーとしての振る舞いを身につけることができる場でもあります」
そして、部活動の数は少しずつ増えている。生徒がクラブを新設したい場合は、文化祭などに自由参加として活動実績を積み、継続性が認められれば正式なクラブへの昇格ができる。


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