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キャリア・教育

「塾に行くなら選ばないで」…校長が明かした豊島岡女子学園が"学校完結"で受験指導できる理由

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豊島岡女子学園の文化祭の様子
豊島岡女子学園の文化祭の様子(写真:豊島岡女子学園提供)
  • 久保 佳那 ライター・ブックライター
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豊島岡女子学園校長 竹鼻志乃氏(写真:筆者撮影)

豊島岡では、大学受験を「受験生個人の戦いではなく、団体戦であり最後の学年行事」だと考えている。生徒一人ひとりの学習が不足している部分を知り、補強していくために、中学1年生から業者の模擬試験を導入している。

高校2年生の文化祭が終了した3学期からは、放課後に「実力養成講座」を開催する。その目標としては、高校2年次は基礎学力の拡充・定着、高校3年次は受験に直結した実戦力をつけることだ。講座を担当するのは、もちろん豊島岡の教員だ。

豊島岡女子学園の夏期講習の様子(写真:豊島岡女子学園提供)

高校3年生の2学期からは、志望大学別の英語のコース別の授業も始まる。例えば、東大コース、京大・東京科学大・私大医学部コース、難関国公立大コースに希望別に分かれる。毎週土曜の放課後には過去問演習も実施し、教員が答案を持ち帰って添削する。

「実際にまったく塾に通わずに、東大や医学部に現役合格している生徒もいます」

特定の教員に依存しない「チーム担当制」を導入

豊島岡では、科目ごとに「チーム担当制」を取っている。例えば、中学2年生の数学を一人の教員が受け持つことはなく、必ず二人以上の教員のチームで担当する。

「特定の教員に依存する形にしたくないんです。一人の教員がいなくなった途端、その学年の学力が落ちたり、進学実績が下がってしまってはよくありません。教員のスタンドプレーではなく、チームで足並みを揃えることを大事にしています」

このように、教員がチームで動くことを重視するのは、竹鼻氏が企業での勤務経験があることも影響している。

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